『#降り鉄』

『#降り鉄』<2022年2月7日(水)>
 「鉄オタ」を『あぶくま抄(221205福島民報)』は思う▼「乗り鉄」「撮り鉄」「音鉄」。お目当ての駅で下車して撮影した写真を交流サイトで発信する「降り鉄」▼いわき市のJR磐越東線小川郷駅は、降り鉄に人気。木造駅舎は、1915(大正4)年の開業当時の面影を残す。地元の有志が駅舎を生かした活性化に取り組む▼小川郷駅から郡山方面へ二つ目の川前駅では、住民が駅前で観光案内所を運営し、期間限定で自転車を無料で貸し出している。鬼ケ城や夏井川渓谷を巡り、美しい新緑や紅葉に息をのむ▼浜通りの奥地の川前駅などでは、雪景色に出合えることもある。すいた列車なら、いろんな「鉄」を心置きなく楽しめる。
 (私は)「乗り鉄」が良い。ローカル線に乗り、地元の高齢者の会話の中、車窓を楽しむ。踏切の音が近づく。ゆっくりと風景を楽しみ、酒をチビリチビリ。酒のせいで暫し眠りに入ることもあろう。ゆっくりとひたすら無駄に時間を楽しむ。いまは、そんな「妄鉄」だ。
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