『#路上の芸術』

『#路上の芸術』<2022年12月6日(火)>
 カラフルになったマンホールのふたを『編集日記(221202福島民友)』は思う▼「路上のマンホールのふたを調べてきて」。大学生時代、地方自治がテーマのゼミで最初に与えられた課題だ。足元ばかりを見て歩いた▼当時、地味なふたばかり。立ち止まって凝視しないと文字や絵柄は分からなかった▼ただの鉄製のふたが、近年は「路上の芸術」として脚光を浴びている。まちを散策してご当地のふたを写真に収め、交流サイト(SNS)で発信するのも静かなブームらしい▼県内では、ポケットモンスターをあしらった「ポケふた」が二本松市伊達市などに贈られた▼路上の芸術は外国人旅行者に人気が高く、写真集も出版された。目立たない存在が、いまや貴重な観光資源。久しぶりに探してみよう。
 (我が)街のマンホールのふた、数少ないが、ブラックジャックだ。手塚治虫が住んでいたからだ。好きな人は、ふたを拭いてから撮影する人もいた▼観光地ではないが、こういうものは楽しいが、いくらかかっているのか。市の財政への影響はそれほどでもないのか。
#マンホール,#ふた,#絵柄,#観光資源,#ブラックジャック