『#これでいいのか』

『#これでいいのか』<2022年9月25日(日)>
 世論を二分する国葬に『天風録(220923中國新聞)』は思う▲お世話になった人への弔いを言葉にする時、奥深い人物像が生まれる。14年前、赤塚不二夫さんに弔辞をささげたのはタモリさん▲「あなたはすべての出来事、存在を前向きに肯定して受け入れる。すると、その時、その場が異様に明るくなった。すなわち、〈これでいいのだ〉と」▲対して「これでいいのか」。安倍晋三元首相の友人代表を担うのは菅義偉前首相▲よもや「棒読み」はすまい。タモリさんは手元の紙を読んでいるふうで実は何も書いていない「勧進帳」だったとの説もある▲弔辞とは亡き人と送る人の思いが重なる言葉。2人が関係を強めたきっかけは拉致問題アベノミクスや地球儀を俯瞰する外交を共に進めた。モリ・カケ・サクラは触れるのか。どんな人物像を浮かび上がらせるのだろう。
 (私は)27日に国葬が執行される理由を理解していない▲でも、行われるとすれば、国の行事、我々から徴収した税金が使われるので、確認はせねばならないだろうか▲お馴染みの演出会社が間違えなく進めるであろうから、役者が仕事をするか否か▲安倍元首相はある外国の国葬で居眠りをしたと話題になったが、お眠になる列席者はいるのか。その居眠りを誘うような友人代表の弔辞になるのか。
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