『#夏風呂』

『#夏風呂』<2022年7月26日(火)>
 きょうの「夏風呂(726)の日」に『余録(220726)』は入浴を思う。仏教は体を洗うことを重要な「業」の一つとしてきた。奈良の古刹には今も湯屋や浴堂が残る。源頼朝後白河法皇供養のため100日間風呂を開放▲温泉に恵まれ、武田信玄豊臣秀吉西郷隆盛夏目漱石らもしばしば楽しんだ▲しかし銭湯は1968年の1万7999軒から減少を続け、今年4月には1865軒▲風呂付き住宅が増えて「銭湯離れ」が始まり、若者のシャワー志向、経営者の高齢化、新型コロナウイルス、燃料価格高騰で廃業が相次いでいる▲全浴連によると、銭湯に週1回以上行く人は、行かない人に比べ、「とても幸せ」な人の割合が30・5ポイント、「ほぼ毎日笑う」人も9・5ポイント、それぞれ高かった▲<夏の月風呂溢れ落ち勿体なや 松藤夏山>。この国に暮らす幸せである。
 (私は)銭湯に多分、平成、令和と行っていない。本当にご無沙汰していて、申し訳ない▼ここ数年、コロナ禍で大きな風呂に行っていない。温泉に行きたい。大きな湯船で大自然を眺めゆったりしたい。家族とゆっくり平常とは違う空間が欲しい▼この夏はと思ったら、コロナ感染者が急増。どうしたらいいか。
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