『#公衆電話』<2022年7月6日（水）>
ＫＤＤＩの通信障害が発生に『金口木舌(220706琉球新報日)』は思う。子どもの頃、外出先から連絡する際に公衆電話を利用した▼その公衆電話は、街中でも見かけることが少なくなった。沖縄県内では1998年度に6940台あったが、今年3月末時点では1883台▼公衆電話の使い方が分からない子どもたちが多いという。ＮＴＴ東日本の2017年の調査では、公衆電話を使ったことがない小学生が84・３％に上った▼4月には国の設置基準が緩和され、さらに減る見通しの公衆電話だが、スマホの通信が困難な状況下では代替手段になる。通信障害が発生した2日、沖縄セルラー電話は緊急時には公衆電話や固定電話を使用するよう呼びかけた▼災害時には家族に伝言を残せる災害用伝言ダイヤルなども利用できる。非常時に有効な公衆電話の役割を改めて見直したい。
（私の）子供のころには、個人が電話を持って出かけるなんて、未来の夢であった▼「ちむどんどん」のあの公衆電話での10円玉をどんどん入れていくシーンが現実であった▼今回の通信障害に皆さんはどう思ったろうか。当たり前にできたことが全くできなくなる。リスクを考えて複数の方法を準備すべきか。否、無ければ無いで良い状態であるべきか▼対策については、政府や企業への要求とともに、個人も考えておくべきですね。
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