#宇宙を独り行く旅路

『#宇宙を独り行く旅路』<2022年1月11日(火)>
 一年、地球が太陽の周りを一回り。『明窓(220109山陰中央新報)』は地球の今後を思う。▼その1周はとてつもない。9億4千万キロが、1年かけて太陽を回る。秒速なら30キロになる。松江からわずか1秒で出雲や米子に着く速さだ▼この地球である。昨年、宇宙空間に少しだけ飛び出した富豪らをうらやんだ人もいるだろうが、誰もが壮大な宇宙旅行を続けているわけだ▼しかし宇宙船・地球号の旅は孤独である。夜空に輝く無数の星のどれかの周りには、生命を育む地球のような惑星があるかもしれないが、それこそ天文学的な距離の隔たりがあるために存在を確かめることすら難しい▼要は、この星で生きていくしかないのだ。それなのに核戦争の不安や貧富の差、環境汚染など課題は山積。映画では宇宙人の襲来に一つになる人類が、現実世界でまとまる方法は? 広大な空間を独り行く旅路を思う想像力に違いない。
 (私たち)地球の孤独の旅路は、いつ終わるのか。破滅か。宇宙人との交流か。想像は様々に展開する。この壮大なる宇宙のほんの小さな銀河の中の太陽系。そのまた小さな地球の中で、小競り合いが続いている。地球規模の絆のためには、隣通しと手を結ぶことからである。それが出来にないのでは始まらない。「漸進的に解決されて目標に絶えず接近して」いきたい。
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