#その1杯

『#その1杯』<2021年12月23日(木)>
 地球温暖化について、『金口木舌(211222琉球新報)』はコーヒーの問題を思う。▼2006年に公開された映画「おいしいコーヒーの真実」は、欧米大企業による生産農家の搾取と、貧困にあえぐ実態を取り上げ反響を呼んだ▼原生林のジャングルを数時間歩くと、無残な焼け跡。コーヒー栽培は数年で土地がやせるため、数年ごとに森を焼き、新たに栽培地▼その森林破壊は、地球温暖化の一因。温暖化によって、コーヒーの木が立ち枯れを起こす「さび病」がひどくなる悪循環▼現地では、農業と林業を組み合わせる「アグロフォレストリー」も少しずつ普及。そうした商品や、適正な価格で農家から購入する「フェアトレード」商品を買うのも持続的で公正な社会のための選択肢の一つ。その1杯で救われる未来と人たちがいる。
 (私は)コーヒーを一日にカップ3杯は飲んでいるだろうか。日本茶党がコーヒー党に転向していた。健康のためではなく、その香りに魅惑されたのだろうか。だが、その香りの素の豆を企業が買いたたき、このコーヒーを飲める。搾取のお手伝いをしている。その1杯のコーヒーをどうする。フェアトレード商品への転向を。
#コーヒー
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#フェアトレード

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