#新宿西口

『#新宿西口』<2021年8月23日(月)>
 小田急本館が、再開発により消えることに『春秋(210823)』は思う。1969年公開の映画「新宿泥棒日記」にあったように、新宿という街がいかにとんがった存在だった。▼西口はエネルギーに満ちていた。反戦フォークゲリラが歌声を響かせた地下広場の設計は坂倉準三である。新宿西口といえばあの横長のビルを思い浮かべる人は多いだろう。そんな小田急本館が、再開発により消えるという。▼来年9月末に百貨店は営業を終え、48階建ての高層ビルが立つ予定だ。専門家のあいだでは、西口広場の水平的な広がりとのバランスが崩れてしまうと嘆く声もある。▼再開発であちこちにできる巨大高層建築は、どうもノッペラボーなのだ。ちなみに「泥棒日記」に登場する紀伊国屋書店のビルは、耐震補強工事を経て、時代の記憶をなお宿している。
 (JN) 新宿小田急デパートは便利な場所にある。デパ地下はいつも満員。良く行ったのは10階の三省堂伊東屋。新宿を通り過ぎる時、時間にゆとりがあるとちょいと便利であった。西口のあの雑踏が入り込んでにぎやかであった。紀伊國屋書店とは異なる空間であった。さて、西新宿はどうなって行くのか?
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