『わが人生は野球に支配されしようなものなり』

『わが人生は野球に支配されしようなものなり』<2020年12月3日(木)>
 水島新司さんが引退、これにつき『筆洗(201203)』は語る。「作家の大岡昇平は野球ファン・・・『思えば・・・わが人生は野球に支配されしようなものなり』。野球に支配される。・・・『水島新司を読みてより、わが人生は野球に支配されしようなものなり』・・・日本野球の大恩人である・・・水島作品の主人公はいずれも才能ある選手だが、弱みもある。鈍足の山田太郎、背の低い里中智、直球しか投げない藤村甲子園、岩田鉄五郎には老い。困難を克服し、あるいはごまかしながらも活路を見いだす。それを仲間が支える。・・・漫画家生活は六十三年・・・別れが寂しい・・・『ドカベン』監督編を読みたかった」。
 (JN) まともな選手のいないチームをどうするか。ドカベンのようにはいかないが、我がチームを思い楽しんだ。当方、セカンドを守る者、殿馬に目が行く。秘打白鳥の湖、G線上のアリア・・・。野球に支配されている我が人生、楽しませていただきました。水島さんありがとうございました。
#野球ファン
#困難を克服