『悠々として余生を楽しみたまひき』

『悠々として余生を楽しみたまひき』<2020年2月21日(金)>
 永井荷風の『来青花』を『筆洗(200221)』は紹介し、クルーズ船の旅の途で亡くなった二人を悼む。「<南船北馬その遊跡十八省に遍くして猶足れりとせず、遥に異郷の花木を携帰りて…悠々として余生を楽しみたまひき>・・・目指すべき理想の余生としている。八十七歳の・・・男性と八十四歳の・・・女性・・・悠々とした余生の楽しみを南船北馬ならぬクルーズ船でのゆったりした旅に、託していた方々ではなかっただろうか・・・乗客を留め置く間に感染者数は急増した。政府の対応も検証が必要だ。悠々とした旅の楽しみが暗転してしまった人々の回復をいのるばかりである」。
 (JN) 英国船での優雅な旅を思い、この旅を準備したろう。楽しい旅行が、なんということか。悠々自適な生活であったかは別として、この旅を楽しんでもらいたかった。病に罹ったとしても、どうして、命を落とすようなことになったのか。政府のこのクルーズ船への対応は正しかったのか、騒ぎたいのが世間である。その前に、なぜこのようなことが生じたのか、真剣に調査し、包み隠さず報告を得たい。詳らかに説明願いたい。
#悠々として余生を楽しみたまひき
#クルーズ船乗客の80代の男女の死亡
#ダイヤモンド・プリンセス

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*この画像は、ダイヤモンドプリンセスとは関係ありません。