広島66回原爆の日 米国債格下げ

  • (日経/春秋)「一、昨八月六日、広島市は敵B29少数機の攻撃により相当の被害を生じたり。二、敵は右攻撃に新型爆弾を使用せるものの如きも詳細目下調査中なり」、大本営徳川夢声の日記には「牛鍋の煮つまる如く、ありゃという間に終局となるは、今や一国の問題ではない」と。核がもたらす破局の不安は、それから66年たっても地球上から消えることがない。核を持った国、持とうとする国を制することができず、「地球という鍋」はまさに煮えつまりそうだ。夢声は「人間も蝉もなきつつ焼くるなり」と。
  • (日経/社説)◆事故の教訓胸に核廃絶へ新たな誓いを。◆物が言える原子力安全庁に。
  • (日経)米国債初の格下げ。S&P赤字削減が不十分、最上位から1段階。
  • (日経)広島、66回目「原爆の日」。エネルギー政策見直しを。市長平和宣言、原発「信頼崩した」。